ケルンにも地獄絵が・・ [ドイツ ケルン 地獄絵]
さらにまだまだたくさんの地獄の絵がある。
最後の審判 板に油彩 1435
シュテファン・ロッホナー(Stefan Lochner, 1400-1451)は、ゴシック後期にケルンで活躍した画家だ。
僕が、1989年にケルンで住み始めた時、ライン川のほとりにある美術館で、この作品を見た。
当時、「現代美術」に関心があり、古典絵画はほとんど興味がなかったのだが、この作品や、それ以外のキリスト教系の作品には強い印象を受けた。
しかし、全体に共通するあまりのグロテスクさに、「ちょっとやり過ぎではないか?」とも思った。
美術館には、イエス・キリストの悲劇性を強調しすぎている表現が多かった。僕が付き合ったドイツの人の多くは、「カトリックは牢獄だ」とはっきり言っていて、その教えをとても毛嫌いしていたが、その理由は「あなた方は罪人である」という教えにあるような気がした。
最後の審判 板に油彩 1435
シュテファン・ロッホナー(Stefan Lochner, 1400-1451)は、ゴシック後期にケルンで活躍した画家だ。
僕が、1989年にケルンで住み始めた時、ライン川のほとりにある美術館で、この作品を見た。
当時、「現代美術」に関心があり、古典絵画はほとんど興味がなかったのだが、この作品や、それ以外のキリスト教系の作品には強い印象を受けた。
しかし、全体に共通するあまりのグロテスクさに、「ちょっとやり過ぎではないか?」とも思った。
美術館には、イエス・キリストの悲劇性を強調しすぎている表現が多かった。僕が付き合ったドイツの人の多くは、「カトリックは牢獄だ」とはっきり言っていて、その教えをとても毛嫌いしていたが、その理由は「あなた方は罪人である」という教えにあるような気がした。
コメント 0