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神になりたかった男2 [アート 文学 宗教]

 秦の始皇帝は、「焚書坑儒」という悪行をしてしまったのだが、もう一つ彼がやった業績として有名なのが「万里の長城」の建設です。
 匈奴と言われる外敵から中国を守るために、外側に大きな壁のような城を築いたもので、エジプトのピラミッドにも匹敵する建造物です。
 この大事業が公共事業としてよかったのかどうかは意見が分かれています。
 良い面としては仕事を作って雇用を生み出したということ、悪い面としては、これがある種の強制労働で作らせたものであれば、苦しみを伴う奴隷の仕事になります。
 歴史上の大建造物としてエジプトの「ピラミッド」、中東の「バベルの塔」、そしてこの「万里の長城」の三つがありますが、「バベルの塔」以外はまだ残っているので、必ずしも悪いものばかりでは無かったかも知れません。
 この絵の中ではこの三つを「砂上の楼閣三点セット」として描いています。
 このようなものは、為政者が何の目的のために作らせたのか、その動機や心境がとても大事なポイントになってくると言われています。


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